生物SFアンソロジー『なまものの方舟』を刊行します
この本は表紙から始まる『なまものの方舟』がSF短編小説のアンソロジーになっています。そして裏表紙から始まる『方舟のかおぶれ』では、『なまものの方舟』に出てきた生き物たちを紹介するコラムを載せています。二つをセットで読むもよし、小説だけ読むもよし、コラムだけ読むもよし、お好きな方法でお楽しみください。
目次
【都市】
伊藤なむあひ「大予言」
野咲タラ「オニロコリバオの遠征」
剣先あやめ「沈黙の初夏」
伊島糸雨「愛のために」
暴力と破滅の運び手「遠くのお城で、あまたの馬が」
水嶋いみず「分裂」
佐伯真洋「怪魚の逆鱗に触れる」
【海】
鞍馬アリス「眠るイルカたち」
青島もうじき「花籠のあなたたち」
佐々木倫「大きなともだち」
紅坂紫「歴程 」
和倉稜「水深八一七八メートル、超深海」
【陸】
こい瀬伊音「ビオトープ、夢のあと」
猿場つかさ「うるわしい音は残らない」
Yohクモハ「アマゾニカ」
星野いのり「登仙蝶」
一徳元就「その名もキャスパー」
関元聡「多島海」
【宇宙】
渡邉清文「月の砂漠」
稲田一声「ぶるぶるちゃん、お顔を上げて」
岸辺澪「勿忘熊」
御神楽「黒い空と青い光の下で」
王生らてぃ「モルフォ・アーカイブ」
化野夕陽「方舟はかつて飛びやがて飛ぶ翼に曳かれ」
出てくる生物
イルカ、シロナガスクジラ、カモノハシ、ヤブイヌ、ゲツメンラクダ、ミミクリグマ、ユニコーン、ダチョウ、アパトサウルス、蛇、ヤドクガエル、カツオノカンムリ、カイロウドウケツ、ピラルク、マリアナスネイルフィッシュ、プラナリア、オニロコリバオ、ニホンミツバチ、モルフォチョウ、登仙蝶、芽殖孤虫、ホコリタケ、ハエトリソウ、スミレ
入手方法
・文学フリマ東京35
11月20日(日)に開催される文学フリマ東京で頒布します。ブースはF-15。VG+のブースで委託販売させてもらいます。
・犬と街灯
大阪の豊中にあるリトルプレスのショップ兼ギャラリー、犬と街灯さんにてお取り扱いいただいております。リトルプレスの本たちが充実していて楽しいショップです。オンラインのショップもあります。
・小声書房
埼玉県北本市にある小声書房さんにお取り扱いいただいております。小声書房さんは「世界でいちばんアンソロジーを売りたいと思っている本屋さん」で、アンソロジーがとても充実しています。オンラインショップもあるので、一緒に他の本もご覧いただくと楽しいかも。
・toibooks
大阪の本町にあるtoibooksさんにもお取り扱いいただいております。toibookさんも店主の磯上さんの本や文芸への愛に溢れた選書が本当に素敵なので、ぜひ足を運んでいただきたい本屋さんです。オンラインショップもあります。
・つまずく本屋ホォル
埼玉の霞ケ関にあるつまずく本屋ホォルさんにもお取り扱いいただいております。ホォルさんには「新刊定期便」というサービスがあるのですが、そちらで『なまものの方舟/方舟の顔ぶれ』を送ってくださったそうです。ありがとうございます!オンラインショップもあります。
・CAVA BOOKS
京都市にある映画館「出町座」の一階にある本屋さん、CAVA BOOKSさんにも置いていただいております。CAVA BOOKSさんは、SF同人誌『SCI-FIRE』が置いてあったり、密かに(?)SF書籍が充実していたり、SFファンには嬉しいお店ですよ。こちらもオンラインショップもあります。
そして上記のすべてのお店で、私が編者を務めた『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』もお取り扱いいただいておりますので、よかったらそれも合わせて見てみてください。
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